classical music record label
founded in 2019, Tokyo
幻想性と古典性、
そしてエスプリをめぐる旅のはじまり。
中山ナミ子のラヴェルの世界。
デビューアルバム //
鏡 - ミロワール -
ラヴェル・ピアノ作品
幼少よりS.フランソワやA.コルトーの演奏に親しみ、フランス音楽の鮮やかな音の世界に魅了され、パリでも学んだ中山ナミ子。自身のファーストCDに選んだのはモーリス・ラヴェルの『鏡』。
奏でるピアノの音色は、光を受けた雨粒のようにクリアに輝き、真っすぐな瑞々しい感性で、ラヴェルのエスプリに迫ります。
ラヴェルの磨き抜かれた感性、これ以上あり得ない完成度、それは名人達人の域の職人芸とも言って良く、その作品群を万全に音化するのはなかなかに大変な業である。 中山ナミ子はきわめて誠実にそれらのハードルにチャレンジし、然るべき音像に迫っているといって良いだろう。その誠実さは、スコアの一音一音とじっと向き合い、音そのもの、その背後にあるもの、そして自らの奏でる一音一音にしかと耳を澄ます、そのようなものであったに違いないと思われてくる。私は中山の誠実を心より愛したい。 「幻想性」と「古典性」を軸にした、聴きがいのあるCDにまとまっている。
― 新実徳英 (作曲家)
鏡 - ミロワール - ラヴェル・ピアノ作品
中山 ナミ子
Maurice Ravel Miroirs
Namiko Nakayama
ECL 001
1. 鏡 - I. 蛾
2. 鏡 - II. 悲しき鳥たち
3. 鏡 - III. 洋上の小舟
4. 鏡 - IV. 道化師の朝の歌
5. 鏡 - V. 鐘の谷
6. ソナチネ - I. モデレ
7. ソナチネ - II. ムニュエ
8. ソナチネ - III. アニメ
9. 亡き王女のためのパヴァーヌ
10. 水の戯れ
recording//
2019年5月1-2日 sonorium
instrument//
Steinway & Sons D274
info//
CD - デジトレイ仕様、ブックレット (日本語/英語)
※オフィシャルサイト限定盤あり
その他、タワーレコード、アマゾン、主要レコードショップにてお取扱い
ダウンロード / ストリーミング(MP3 / ハイレゾ)
official website//